顔のゆがみ・顔のけいれん

こんなこと、ありませんか?

  • うがいの水や飲み物が口の端(はし)からこぼれる
  • 片目が閉じにくい、目が乾いて充血する、涙が流れる
  • 頬のあたりが片側だけピクピクする
顔の片側に起こる症状は、顔の神経の病気や脳の病気のことがあります。中でも、顔の片側が動かしにくい、うがいの水や飲み物が口からこぼれるといった症状は、治療を始めるまでの時間が回復に影響します。様子を見ているうちに開始が遅れてしまった方をこれまで何度も診てきました。迷われたらご相談ください。
こんなめまいは要注意
突然始まった強いめまいに加えて、頭痛・しびれ・ろれつが回らない・物が二重に見える・立てないほどのふらつきを伴う場合は、脳卒中の可能性があります。すぐに救急車(119番)を呼んでください。

考えられる主な原因

脳神経内科での治療

顔の症状は、原因によって治療も経過も大きく異なります。当院では次のような流れで診療を行います。

「脳か、顔の神経か」を見分けます

額のしわ寄せ、目の閉じ具合、手足の症状の有無などを詳しく診察し、必要に応じて頭部MRIで脳卒中や腫瘍がないかを確認します。

発症早期の薬物治療

顔面神経麻痺やラムゼイハント症候群では、ステロイド薬・抗ウイルス薬を早期に開始します。

目の保護と合併症の予防

まぶたが閉じられない状態が続くと角膜を傷めるため、点眼・軟膏・就寝時の保護について指導します。

リハビリテーションの指導

顔のリハビリは、強く動かすほど良いというものではありません。強い運動や電気刺激は、後遺症につながるおそれがあると考えられています。日本顔面神経学会の指針にそって、ご自宅でできるマッサージや練習の方法をお渡ししてご説明します。

顔面けいれん・眼瞼けいれんへの対応

片側の顔がピクピクする顔面けいれんは、脳の血管が神経に触れていることが原因のことがあります。MRIで確認し、必要に応じて手術が可能な施設へご紹介します。
病気の早期発見・予防に定期的なMRI検査をおすすめします。
頭痛、めまいなど症状のある方は、保険適用でのMRI検査が可能です。
▲